おはようございます
山下史仍です。
今日は「権利と願望」について。
家庭内のお話を伺っていると、
各家庭で、
夫や妻の立ち位置、関係性、
そして、
認知の仕方がそれぞれに違います。
しかし、今日は認知ではなく…、
夫婦関係の基礎になる「力の関係性」についてです。
これによって、同じ出来事でも、
随分お互いの「認知」が変わってきます。
例えば各家庭によって
夫が強かったり、
妻が強かったり、
対等な関係だったり…という
夫婦関係があると思いますが、
どちらかの夫婦の一方が強いと、
自然に強い方の「欲求・願望」を
弱い方に「強いられる」場合があります。
それがどんどんひどくなると
DVと言われる発言や行動になってきます。
それは子どもがいても…。
猿のなわばりのように、「長」がこの人で…
NO2はこの人…となる訳です。
悪いことばかり…ではありませんが、
行き過ぎると大変です。
例えば、妻があなたのことを「見下した発言」をすると、
子どもまでもがそう「認知」しだします。
親から学びます。
強いものから、弱いものへ伝える、
また強いることは簡単です。
そして怖いのが、その立ち位置や関係性に慣れてくると、
「うちの夫婦の関係性はこんなもんか…」とお互いに思いがちです。
「正解はコレ!」という夫婦の形が無いからです。
ですから、何か「あれ?嫌な風に言われてる?」と思った時は、
「それはおかしくない?」と「伝えること」がとても必要なのです。
妻が夫の言う事を邪険にしたり、きかなくなるのは、
「急に‥‥」では、ないのです。
あなたもそれに甘えたり、
家庭をすべて任せっきりにしてきたり、
可愛いがゆえに、言うようにさせてきたりした事実があるから、
そうなっている訳です。
妻から言われた一言は、
「願望なのか?それとも妻の権利・主張なのか?」を見極める必要があります。
またあなたの発言も…
「言って当然のことなのか?欲求なのか?」を確認しましょう。
「権利」はお互いに守られるべきものです。
願望よりも最優先です。
例えば、仕事で頑張っているのに、
安月給と見下されたり、
嫌だと思っていることを無理強いされる時なんかは…
振り返ってみてください。
あなたの気持ちを傷つける「権利」は、妻には本来無いのです。
「それはおかしい。」と自分の考えを伝える必要があるのです。
優しくね。
「権利」は守られるものです。
しかし、黙って見過ごすと、言ってもいい存在だと位置づけられます。
妻の性格が悪いのではなく、「言ってもいい関係なのだと理解する」のです。
その結果、
「頼れない」
「男らしくない」
「言われても何も言い返さない人」だと思われ、
夫婦の関係性のバランスがとれなくなってきます。
たかが毎日の会話…ではないのです。
しっかり、妻が自分のことをどう認識しているか?
妻に耳を傾けると、解ることもあります。
今日は、「権利」についてでしたが、
人は誰からも傷つけらる権利は持っていません。
そう思うことがあれば
「その言葉は傷つくよ、」と伝えてあげるだけでもいいでしょう。
妻も「傷つけよう!」と思って、話したこと‥では無いでしょうから。
「伝えること」から理解が深まります。
お読みくださり有難うございました。
皆さまの一日が素敵なものになりますように。
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