こんにちは。山下 史仍です。
今日は、ご質問にお答えします。
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初めまして、いつもメルマガで勉強させて頂いています。
旦那と子ども(10才)の3人で暮らしています。
私の夫ととの関係で相談があります。
回答を頂きたいです。
夫はやって欲しいことをやってくれず、
帰りもいつも23時ごろと遅いです。
どうしても、私は一人で家のことをやらなければならず、
お金のことや、子どもの育て方について
真剣に話すと、喧嘩をして、
ギスギスした感じになり、
話し合うことが出来なくなりました。
翌日には無視しあったりしてしまいます。
最近では、話はいつも夫婦喧嘩になる感じです。
どうしたらいいでしょうか?
(仮名)吉田さん・45才
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ご質問、ありがとうございます。^^
実は、このお話し、2年ほど前にも
記事でお伝えしたことがあるかもしれません。
まずは、夫婦での話し合いは、
感情的になってしまう要素が沢山あることをご理解ください。
そして、話し合いのイメージを、
『居心地悪くて、早く終わらせたい!』という悪いイメージではなく、
『プレゼンの場』だとイメージしましょう。
ですから、『下準備』も必要になります。
話合いに最適な『材料』が必要なのです。
例えば、子どもの教育の為の資金をつくるために、
何かの部分を削って貯蓄を増やす提案をする場合、
通帳の残高は勿論、
日々の家計のお金の流れ、家計簿、
貯蓄額、収入の見込み、
など、用意する材料は多々あります。
そして、今の状況での貯蓄だけでなく、
例えば、吉田さんが働いた場合、
○時間働いたら、どの程度の収入を得られるのかも検討したり、
在宅ワークならどの程度の収入なのか、
貯蓄するなら、何にどんな可能性があり、無理がないのか…とか。
自分なりに、可能性を探してみましょう。
まずは、吉田さんの出来ることとして、
話し合いの「下準備」をしっかりして、
旦那さんとの限られた時間内で
相手の反応を見ながら話し合うことです。
話し合いの前の「下準備」をしておくと、
一緒に調理(話し合い)がしやすくなるんですね。
自分の頭の中でも、良く解らない問題を、
自分自身で色んな方面から分析することで、
可能性や選択肢を拡げることが出来ます。
例えば、「2人の問題なんだから、絶対に下準備しないわ。」
という方もいるかもしれません。
しかし、何を目的にするか、です。
「夫婦喧嘩」「無視する」「ぎくしゃくした関係」を
避けたいのなら、
そのために、あなたのできることを
取り入れてもいいかもしれませんよ。
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今の短期的なあなたの感情を
満たすだけのモノではなくて、
長期的に見て、
どういう夫婦関係になりたいのか、
を確認することも重要です。
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また、あなた一人で
「これ以上考えられない…」というところまで
頑張って選択肢を増やした上で、
話し合いに望むと、思わぬところから、
意外な解決方法を旦那さんが示してくれることもあります。
「お~そんな見方が!!」
「やるじゃん!」という発見にも繋がることさえあります。^^
さらに、
「下準備」しておくことで、
旦那さんは、考えてくれていたことに感謝することもあります。
「俺が忙しいのに、考えてくれててありがとう。」
思わぬ副産物があるかもしれません。
そして、話し合いとは、
自分が最良と思う意見を押し付けるのではなく、
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①あなたが最良と思う「意見」
②望まないけど、選択肢の一部だと思う「意見」
③「あなたはどう思う?」とお伺いを立て
受け入れる心のスペースをもつことが大切です。
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例えば、私たちもパートナーから意見を押し付けられたら
嫌な気分で、認めたくありません。
あなたに対する思いやりや、メリットが無い…
そう感じれば感じるほど、
「自分の都合のいいことばっかり言って、何言ってんの?」
と腹立たしくなり、パートナーの意見を、
意地でも認めたくなくなりますよね。^^;
それが人の心理です。
ですから、この①②③のこころづもりで、
パートナーに選択させることが一番です。
そして、最も望ましい形で話し合いを終わらせるには、
お互いの都合に折り合いをつけながら、
この方法を試してみましょう。
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①のあなたが最良と思う『意見』
=下準備、選択肢を並べて伝えた上で、
例「私は、働いたら○万入るから、その方が、
子どもの行かせたい塾に入れて上げれると思う。」
②パートナーが最良だと思う『意見』
例「まだ、フルで仕事に行くのは早くないか?
学校行事も他の習い事もあるだろ。」
を織り交ぜたり、お互いに譲歩しつつ、
③夫婦の納得する『意見』の答えを
作ることが望ましいのです。
例「そしたら、パートで働いて、必要な時には、
友人に頼むこともできるかも。友人に確認してみる。」
または『パートより、もう少し収入が欲しいから、
無駄をなくすために、タバコの本数減らしてくれる?」
…みたいな。
それは譲れないと言われそうですが(笑)
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綱引きは、無理やり引っ張らない!!!(笑)
※この場合の綱引きは、
コミュニケーションの綱引きですね。
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これがルールですね。
「これなら、どう?」
「私は、こう思う~。」
「じゃ、こうしたら?」
・・・
そしたら、二人で決めた建設的な方法が生まれます。
そして、前回お話しした、
感情のルールも覚えておかれてください。
可能なら、話し合いのはじめに言葉を添えてもいいかもしれません。
「落ち着いて話し合いをしたいから、
感情的になったりしたら、
今日の話は一旦やめようか。」とか
建設的な会話が出来ないときは、どうするか、
2人の間で決めておくのも1つです。
お互いに対するマナーですね。^^
そして、
無視は止めましょう。
そこにもお互いのマナーや配慮が必要です。
無視を続けたり、相手の存在を拒否、否定し続けていると、
話し合いを建設的にできなくなるベースが出来上がります。
レンジでチンです。
まずは、「今まで、ごめんね」と 仲直りした上で、
本当は建設的な関係を作りたいことを
伝えるといいかもしれませんね。
そこを強く思い、抜け出れない場合は、
カウンセリングにいらしてくださいね。
気持ちを一緒に整理しましょう。
本日もお読みくださり有難うございます。
あなたにとって…
素敵な一日になりますように。^^
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