愛情深い夫婦関係を築くために、今すぐできること

はじめに

あなたは、現代社会の夫婦間コミュニケーションの課題は、何だと思いますか？

・レスが当たり前な世界？
・浮気しやすい環境？
・仕事の忙しさ？
・スマホの普及や、アプリの存在でしょうか？

夫婦共に働き、やるべきことが多いと、夫婦間でのコミュニケーションが減少しがちなのは致し方ありません。
一緒にいる時間が少なくなり、お互いに向き合い話をじっくりする時間が減ると、誤解が生まれやすくなります。

それがトラブルの原因になることも。
だからこそ、意識的にコミュニケーションを取ることが、とても大切になります。＾＾

不仲になる前にコミュニケーションは見直しておいた方がいいですよ。＾＾

第1章：夫婦が仲良くした方がいい理由

あなたは、夫婦が仲良くする理由なんだと思いますか？

様々にありますが、子どもが不登校になってから向き合うケースや、私のところには、不倫や浮気、レス、離婚などの問題があって、いらっしゃっる方がほとんどです。

でも、それ以上に、お互いコミュニケーションによって、心の交流があると、安心で居心地のいい家庭が作ることができます。
ホッとする、安心。好き。味方。やっぱり落ち着く。
そんな副交感神経優位な、安心できる夫婦関係を作ることが可能になるのです。

想像できますか？
私も夫婦関係が悪い時は想像もできてませんでしたね。＾＾；

一般的には、夫婦関係が良いと、精神が安定しストレスが少ない、仕事でのパフォーマンスもあがりやすいとのデータもあります。やっぱりそう。

また、深刻な心臓病などの病気で苦しむことが少なく、健康な人生を楽しんでいる傾向が強い。
米国で成功しているビジネスマンは、夫婦関係がうまくいっている人がほとんどだという調査結果もあります。

また、私が夫婦関係を良好にしたい理由に子どものことがあります。
お子さんは、自分の両親の関係を見て、育ちます。
あなたの子どものころを想像してみてください。
そんな小さな6歳までの間に「潜在意識」は作られます。

例えば、「夫婦は喧嘩するもの」「男の人は怖い」「お父さんは敵だ」など夫婦の姿をみて、無意識に意識づけられます。

ですから、夫婦の関係が良好であると、夫婦がどのようにお互いをフォローするのか、協力し合っているのかをみて、愛の育み方、足りないところの補い方を自然に覚えてくれます。

「そっか、完璧じゃないけど、こうやって手伝えばお母さん喜ぶんだな〜。」って自然に学ぶんです。
それは、子どもの次の世代にも自然に影響してくるものだと私は思います。
こんなに真面目で誠実。素敵な日本人。

関係性を作ることが苦手だったり、愛情表現が少なくて相手に伝わらなかったり、
相手のことを許せなかったり、相手のことを「こんな人だ」と決めつけてしまって、
2人の関係を台無しにするのはもったいないと感じることが多いのです。

…とはいえ、私はアル中でDV持ちの父親と、やられっぱなしの母親の間に、長女として生まれた子ども。
アダルトチルドレンではありますが、自分の課題とも向き合ってきました。＾＾
だからこそ、一筋縄ではいきませんでしたが、回り道しながら、夫ともいい関係にすることができたのです。
なので、大人になってから自分と向き合うことも、十分に可能なので、ご安心ください。＾＾

第2章：愛情深い関係を築くための秘訣

せっかくなので、愛情深い関係を築く秘訣をお伝えします。

① まず、夫婦関係を深める効果的なことは、相手の話を注意深く聴くことが重要です。

「今日、仕事で大変だったんだね。それであなたはどう感じた？」
と？で返してみてください。
尋ねることで、相手に対する理解と共感を深めることができます。

また、自分の気持ちを正直に伝える際には、
「あなたがそうしてくれたおかげで、本当に助かったよ」と自然に感謝を言えることが大切です。
これにより、少しずつですが、お互いの信頼と理解が深まってきます。＾＾

② 共通の目標を持とう！

共通の目標を持つことは、夫婦関係を強化する基盤となります。「子どもが自立するまでに、家族旅行を年に一度はしよう」という目標を設定することで、家族としての絆を深めることができますし、共通認識が育まれます。

③小さな愛情表現と感謝が重要

日々の生活の中での小さな愛情表現や感謝は、夫婦関係に温かみをもたらします。

「今日の夕食、とても美味しかったよ。ありがとう」と伝えることや、パートナーが疲れている時に気遣う言葉や行動は、愛情を伝えることになります。

こんな小さな行動が、お互いの幸福感を高めることにつながります。
小さく育てて行きましょう。＾＾

④ 定期的なデートや趣味を通じた絆の強化

定期的にデートをすることや一緒に趣味の時間を楽しむことも、関係を強化する重要な要素です。
週末に夫婦でランチに行ったりすることで、共通の体験を通じてお互いの絆を深めることができます。（…とは言え、ただ一緒にいるだけではダメです。楽しい時間を共に過ごす意識を忘れないようにしてくださいね。＾＾）

夫婦の共同活動は、新しい思い出を作り、日常のルーティンから抜け出す機会になります。記念日なども有効に活かしてくださいね。＾＾

第3章：困難を乗り越える夫婦の力

この記事をご覧になっていらっしゃるあなたは、問題に立ち向かいたいけど、立ち向かえない！
許せない！相手と仲良くしたいけど、どうやっていいかわからない！
仲良くしなきゃとは思うけど、行動できない！そんな方もいらっしゃるかなと思います。
逆に自分が悪いけど、どのように対処していいかわからないとお考えの方もいらっしゃったり…。

目の前に困難が立ちはだかった時、あなたの中の「思考」を変えなければ、同じ言葉を言い放ってしまったり、相手が嫌だと言っている行動をとったりしてこれまでと同じ行動をしてしまいがちです。

これは、あなた自身が悪いのではなく、
その現象をどう捉えるか？という「認知」が基になっています。

＝＝＝

例えば、浮気した夫を許したいけど、私の心がモヤモヤしている…。

飲み会の帰りが遅いとまた女性と疑ってしまって、帰ってくると喧嘩になってしまう。
レスで散々断られ続けて、女性として見られてないと感じ、夫に対してイライラ感情が昂って攻撃的になってしまう。
妊活中で協力してくれない夫に腹が立つ…。

「出来事（事実）」
＋
「あなたの感情」がごっちゃになって、
　　　＝
「こんな感情にした相手が悪い」
　「問題を起こした相手が悪い！」
「なんて出来損ないのパートナーなんだ！」

になり、責たくなってきます…。

でも、本当はね、

「出来事（事実）」
＋
「あなたの価値観（というフィルターを通って）」
＝
「あなたの感情」

ができるのです。

例）

出来事　「夫から傷つく言葉を言われた」
　　　　　　　　　＋
価値観　「傷つく言葉をいうなんて、私のこと嫌いなのね。」
　　　　　　　　　　　　＝
感情　　「きっと、昨日洗濯物を片付けて！ってきつく言ったからだわ！
ちっさい男！信じられない！」

と感情が湧き上がってなるので、相手からすると、傷つく言葉というのも、何も考えなかった時の一言であることも。

ですから、あなたが今の問題を乗り越えたいなら、やることは２つ。

あなたの過去の「心の傷が癒やすこと！」
「認知の捉え方」が変わった時に、
いくらでも「未来を変える力」を持つのです。

もちろん、相手を許したくないのなら、許す必要もありませんし、
それも個人の自由であり、自分の人生です。＾＾

ただ、夫婦の問題は、乗り越えることが可能で、人生を前向きにすすむ力にもなります。

私も夫婦仲の悪い時期があったからこそ、
自分の人生を深く考えましたし、自分自身の在り方を学びました。

また、サポートが必要なときは、友人や家族に頼るのもいいですが、
どうしてもあなたの近い価値観をお持ちで、
さらに揉めごとに発展する可能性もあります。

さらに拗れたり、取り返しがつかなくなる前に、専門家への助言も受けた方が得策です。

第4章：いつ専門家の助けを求めるべきか

これは、結構夫婦で揉めて、離婚を言われてから来られる場合もありますし、調停になってから来られる方もいらっしゃいました。
もちろんうまくいく場合もありますが、早いタイミングの方が状況的にあなたの心理的なストレスも行動する力にもなりやすいです。失敗したらどうしよう…と緊迫感が走る時はなかなか私のアドバイスを行動しにくいこともあるかと思います。

私もガンのステージ４になって来られても私の力ではどうしようもないこともあります。
もっと早く来てくださればと…。
でも、ガンを早期発見時なら対応可能なのです。
1人で考えても、堂々巡りになっている場合や、夫婦で問題について話してるけど、解決の見込みがない時、自分の感情を抱えたまま苦しい時、は、こじらせる前の利用をお勧めします。＾＾

１対１でのカウンセリングも行っていますし、一つの問題で夫婦の価値観が合わない、相容れない時は、その妥協点を探したり譲歩しあうために、カウンセラーを入れて話し合う夫婦カウンセリングがいいです。
夫婦カウンセリングを入れることで、自分達だけでは考え付かなかった気づきや相手に対する理解が生まれることで、違う結果を導き出すことが可能になります。

また、調整のために、結婚記念日に毎年夫婦カウンセリングを受ける方もいらっしゃいます。＾＾

2人の関係を深めるために、お互いの愛や意識、未来への展望など、
調整として利用してみると、新たな要望や未来への希望が見出せますよ。＾＾